Año dual España-Japón

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Kamaishi Box Practical Use and Conversion of Architecturally Temporary Housing Facility with Tower and Murals

展示

「3.11-東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」展

会期:2013年9月~12月
会場:カサ・アシア バルセロナ

 

東日本大震災は、マグニチュード9.0という強度でしたが、日本の建築が耐震化を進めてきたおかげで、地震そのものの被害はかなり抑えることができました。しかし、地震が誘発した巨大津波は、500kmに渡って沿岸部を襲い、多くの街が壊滅しました。
この事態に対して建築家はただ黙って傍観していたわけではありません。全国の建築家が立ちあがり、建築に何が可能かを自問しつつ、さまざまな活動を展開しました。
本展は、東京の建築家に偏らず、被災地の建築家たちの活動や、海外からの提案なども含め、震災後の建築家たちの多様な取り組みを紹介しようというものです。
さまざまな時期に展開されたプロジェクトを以下の3つの段階に従って整理しています。第一段階は家を失った人が身を寄せる避難所での緊急措置など、最初期のとりくみ。 第二段階は仮設住宅。そして第三段階は本格的な復興計画に焦点をあてます。
本展は2011年11月の時点でプロジェクトを選んでおり、震災「直後」に建築家はどう対応したかに焦点をあてたものとなっています。

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